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2019.12.23

元祖支那そば 信吉屋

信吉屋 ワンタンメン(中盛)

新潟市の「元祖支那そば 信吉屋」です。
本町5番町にあります。古くからの市場風なお店や新しいお洒落なお店が並ぶ人情横丁の建物の東堀通寄りにあります。
信吉屋の優しい味が食べて同僚と一緒にお邪魔しました。
正午過ぎ、お店の近くまで来ました。待ちの列は見えません。
お店は、間口が広くあまり奥行きのない造りで、奥に厨房、手前にカウンター席が8席だけの小さなお店です。昭和を感じさせる、懐かしい、レトロな雰囲気が好きなお店です。心配した混みも半分程度のお客さんの入りと空いています。
ワンタンがなくなると中央の冷蔵庫に貼り出される“ワンタン売り切れ”の貼紙ですが、まだ貼り出されていません。時間が早かったこともあり、今回もワンタンメンが食べれそうです。
メニューは、支那そば、チャーシュウメン、メンマラーメン、ワンタンメン、チャーシュウワンタンメン、ワンタンがあります。ワンタンメンが人気です。夏季限定は、冷し中華があります。こちらもワンタンメンと同様の人気です。麺の量は、普通、中盛、大盛があり、普段はお得感のある中盛にしています。ワンタンメンの中盛りにしました。実際は、おばさんに『いつものね?』と聞かれて『はい!』と返事をするだけです。それでワンタンメン(中盛)の注文が完了します。
タイミングが良く、そこそこ早めに出来上がってきました。
艶のある渋い黒い器に澄んだスープが品良く盛られてます。
麺は、細麺の弱い縮れ。ラーメンぽくない麦が優しい印象の、シコシコした歯応えと適度なモチモチ感の楽しい麺です。
スープは、塩味のすまし汁のよう、透き通った綺麗な仕上がりです。昆布ダシの旨みと深い味わいの和風スープです。
トッピングは、脂身のない弾力と歯応えが楽しいチャーシュー、肉団子に近い大きさの挽肉を包んだ軟らかなワンタン、メンマ、季節の野菜、鳴門、ねぎなどです。季節の野菜は、きぬさやなどのときもありますが、この時期は小松菜です。ねぎは輪切りで、スープと絡まり香りと味わいを楽しめます。
歯切れの良い麺とお吸い物かのようなスープ、もう和食の領域の麺料理です。溶ろけるようなワンタンはボリュームもあります。ワンタンメンの中盛り、これで800円はお手頃です。
作っている間に満席のなり、食べ始める頃には列びができ、食べている間にワンタンが売り切れになりました。

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