あら川
上越市の「あら川」です。
上越大通り沿い上越市市民プラザのすぐ近くにあります。
上越での早いお昼、あら川で食べようとお邪魔しました。
お店の看板らしいものは色が褪せたのか?白っぽく、閉店して白く塗ったようにも見えます。他にお店を表すようなものが何もありません。暖簾で営業中は判りますが、営業していない時間は準備中の表示もなく、何の建物かすら判らなくなります。普段は午後12時30分頃にスープ切れになります。待ちのお客さんの混み具合を見ながら暖簾を片付ています。
午前11時30分過ぎに着きました。暖簾が下がっています。
お店は、間口が広く奥行きがありません。中央奥に厨房があり、左右奥に配膳用の通路、その通路の手前にカウンター席があります。カウンター席だけのお店です。普通のラーメン屋さんのような大きな寸胴とかがなく、ちょっと質素な厨房です。前はラーメン屋じゃないような雰囲気です。左側に入口があり、入口寄り左側のカウンター席が食べる席で、右側のカウンター席が待機席になっています。右側の右端に冷水機があります。セルフで水を用意して中央寄りから並んで待ちます。左側カウンター席のお客さんが食べ終わって席が空くと案内してくれ、右側カウンター席から空いた席に移動します。待機の右側カウンター席は左側にスライドにします。数名のお客さんの入り、直接左側の席に案内されました。
メニューは、らーめん、らーめん(大)だけ、とてもシンプルです。らーめん(大)にしました。メニューが少ないっていうのは、変に考えなくて良いのである意味助かります。
今日もいつものおばさん2人でやってます。納得のいくよう丁寧に作っているので多少時間がかかります。スープの良い香りがするので空腹時は辛いです。待ちのお客さんも多く、急ぐ様子もなく、ちょっと待って出来上がってきました。
雷文模様の昔ながらの器に美味しそうな色のスープです。
麺は、やや細めの縮れ。表面は軟らかめですがしっかりしたコシがあります。食べ進める程に好みになっていきます。
スープは、あっさりした控えめの醤油味ですが、適度な油もあり、ダシの旨味などとのバランスの良さを楽しみます。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、海苔、ねぎなどシンプルなものですが、バランス的にはいいかなと思います。
昔ながらの中華そばを食べさせてくれるお店が少なくなりましたが、少なくなったお店の中で好みの味を提供してくれるお店です。らーめん(大)が800円、普通盛りなら700円、安くはありませんが、それでも価格以上に楽しめました。
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