中華そば処 琴平荘
山形県鶴岡市の「中華そば処 琴平荘」です。
「旅館 琴平荘」がオフシーズンに営業している中華そば屋ですが、旅館よりラーメン店が本業なっているようです。
国道7号線から三瀬海水浴場に向かった先、海岸線近くの高台にあります。看板がしっかりあってすんなり着きます。
久々に琴平荘のラーメンを食べようかとお邪魔しました。
午後12時30分過ぎに着きました。旅館の周囲に駐車場があります。お客さんは多そうですが、いつものような満車に近い混雑はありまさん。旅館玄関前近くに駐車できました。
旅館の玄関には中華そば処と書かれた札があります。建物内に入ると案内があります。玄関で靴を脱ぎ、正面の廊下を進んで右に曲がります。月山という広間です。「自家製麺 中華そば処 琴平荘」と書かれた緑色の暖簾が下がっています。
襖を開けて入ると大広間があり、右側に幕の閉まったステージがあります。ステージ前から4~6人用のテーブルが3×4卓も配されています。以前は座卓でしたが間隔も広くなり列数が減りました。右側は、衝立で仕切られた待ち用のスペースがあります。その待ちのスペースにも段ボールとビニールで作られた仕切りが出来てます。廊下で待っている風なお客さんもいましたが、広間の待ちスペースに入りきらなかったようです。ちょうど区画が空いていたので広間で待ちます。
広間に入ったところに番号札があります。以前は若い番号から取るように案内がありますが、機械式のものに変わっています。紙を取ると次の紙が出るような仕組みの機械です。
番号札は、グループで1枚とのこと。54番まで案内済みで、83番の番号札でした。。今日は長い待ちになりそうです。
1組1卓のようで相席はしません。何やかんやで1時間近くの待ち、足が固まってキツくなる頃に席に案内されました。
メニューは、中華そば、チャーシューメン、メンマ中華、肉抜き中華などがあります。メンマ中華は、メンマがたっぷりでチャーシュー抜きですが、チャーシューのせもできます。いずれもあっさりとこってりがあります。以前あった大盛中華そば、大盛チャーシュー麺はなくなり、替え玉での対応になっています。平日の火曜日と金曜日は普通盛と同じ値段で大盛りが提供されます。麺の量は、普通盛りが220gで、大盛りが330gです。味の濃さや麺の硬さも調整してもらえます。替え玉は1玉と半玉があり、味付玉子、海苔(4枚)、黒磯海苔、メンマ、ネギの追加トッピング、漁師めし、ご飯のサイドメニューもあります。中華そば塩も新たに提供されています。こってりに挑戦の予定が、その中華そば塩にしました。
水とお茶は、大広間に2ヵ所に用意されていてセルフサービスななってます。ステージの右側辺りに厨房があるようで、そこから次々と中華そばが運ばれてきます。それでも席数が多いこともあり普通の待ち時間で出来上がってきました。
お店に着いてから丼着まで1時間超。お客さんの進みや出来上がってくる光景を見ているとそれほど待った感じはありませんが、想定はしていたものの結構時間がかかりました。
ラーメンの他に塩ダレと胡麻が一緒に運ばれてきました。
大きな文字でお店の名前が書かれた白い器にシンプルなトッピングで、スープは褐色のとても綺麗な中華そば風です。
麺は、普通かやや太めの平打ちっぽいもの、細かで強い縮れで旨みもあります。山形に多いやや硬めの仕上がりです。
スープは、いい感じに旨味のしっかりした塩らしいものですが、えぐみっぽい癖があります。白だしのような癖です。薄味なので塩ダレを加えます。その前にレンゲで数滴を味見したら、とてもしょっぱ美味しいです。かけ過ぎないよう表面付近で味の濃さを調整しながら濃い味を整え楽しみます。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、ねぎだけ、ちょっと寂しいですが、チャーシューが大きく満足感があります。
途中から胡麻を挽きながらかけていただきます。好きなマルちゃん塩ラーメンのような胡麻のいい風味が広がります。
麺を軟らかでお願いした方が好みだったような気がします。なかなか楽しめました。750円です。今ではお得かも。
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