新潟ラーメン なみ福
新潟市の「新潟ラーメン なみ福」です。
角田山の麓、角田浜にあります。たぶん海の家だった建物かと思います。角田山の灯台コース登山口に近い位置です。
新潟大学五十嵐キャンパスの近くにあった「楽久」と言う、ラーチャンが人気だったお店の味を復活させたお店です。
BSN「水曜見ナイト」のコーナーで復活させたものです。
午前11時40分過ぎに着きました。角田山登山口も近く、多少の駐車はありますが、シーズンオフの海水浴場の広大な駐車場、お店前に30台の駐車も、あまりにも余裕過ぎます。
お店の看板は、喫茶・お土産とかも書かれています。入口を入ると角田浜ビジターセンターかのような時間がゆったり流れていそうな空間があります。このスペースが喫茶・お土産の販売のスペースのようです。奥にお店がありそうです。
その手前に予約端末があります。タッチパネルで人数等を入力すると番号の書かれた紙がプリントされます。大きめのモニターに呼び出しの番号表示がされます。大きな病院の会計みたいです。15組の待ち、20分程で店内へ案内されます。
お店は、右側手前に厨房、中央手前に厨房向きのカウンター席、左側から中央奥にテーブル席、右側奥に小上がりがあります。奥の壁は大きなガラスの窓があります。足元から天井近くまでで幅もあります。180cm四方の大きなガラス面によって角田浜の砂浜~日本海~天気が良ければ佐渡島~青空の写真か絵のような見事な景色が広がります。内装の綺麗さもあり、アメリカの西海岸(行ったことないけど)のような雰囲気です。入ってすぐの左側に食券販売機があります。
メニューは、ラーメンチャーハンセット、ラーメンのみで、麺の量の変更やトッピング、サイドメニューなどは見あたりません。凄過ぎ。ラーメンチャーハンセットにしました。
混みもあり、ある程度待った頃に出来上がってきました。
白い器にシンプルなラーメンです。淡い醤油色のスープがとても美味しそうに見えます。楽久のような煮干しのほのかな香りを期待しましたが、ほとんど香りが感じられません。
麺は、細いストレート。最近多い細麺かと思えます。楽久の麺のツルツルした感触やシコシコの歯応えは控えめに感じられます。それでも、新潟あっさりラーメンらしい麺です。
スープは、醤油味のあっさりしたもの。楽久です感じた煮干しの旨みや香りの自然な感じが控えめです。煮干しの下処理によってそのようになったのか?は良く判りませんが…。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、ねぎです。彩りがひとつ欲しいです。トッピングは楽久そのままのようです。
楽久と全てが同じではありませんが、かなりバランスの良い新潟あっさりラーメンらしいものでした。単品だと830円、以前食べた時は550円、新潟でもお手頃に感じられるお店でしたが、なみ福は今風に普通かなって印象になりました。
ラーメンから少し遅れチャーハンが出来上がってきました。綺麗な盛り付けでパラパラした、これがチャーハンかなと思わせるもの、もう少し軟らかい家庭的なものが好みです。と以前に食べた時に感じていましたが、そのままのものです。楽久のままのチャーハン、こちらも味付けも控えめです。
以前はセットで800円でした。今回は1200円、かなりお高くなりました。新潟でもお手頃なお店が、高級店的な価格で復活しました。ただ、晴れた日の海を見ながら食べるともっともっとお高くても食べたくなるロケーションでした。
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