らーめん 滋魂

新潟市の「らーめん　滋魂」です。
河渡マーケットシティ〜ござれあ橋への道沿いにあります。コメリの斜め向かい、ござれあ橋に向かっての左側です。
滋魂のスタンダードな背脂を食べようとお邪魔しました。
何度か来ていますが、駐車場満車で何度か諦めています。
午後1時20分過ぎに着きました。お店前と横に駐車場があります。ちょっと狭め、満車で空き待ちの車がいることも珍しくはない人気店です。お昼も時間も遅く空いていました。
お店は、右側に厨房、中央に厨房向きのカウンター席、左側手前にテーブル席、左側奥に小上がりがあります。ちょっとレトロな、落ち着いた雰囲気です。風除室に名前などを書く用紙があります。満席で片付けを待って案内されました。
メニューは、中華そば、岩のり中華、ちゃーしゅーめん、メンマらーめん、特濃つけめん、タンメン（野菜塩）、野菜味噌らーめん、もやしらーめんなどがあります。別にも貼紙で煮干しそば、甘海老そば、禁断の特濃味噌らーめんがあります。食べてないものもありますが、中華そばにしました。
待ちのお客さんも多い中、普通に出来上がってきました。
真白い器に背脂もあって味噌汁かのような色のスープです。その上にとてもバランス良くトッピングがされています。
麺は、太めの緩い縮れ。硬さも程良く、適度なモチモチ感もあります。普通そうで食べていると旨味を感じる麺です。
スープは、煮干しの風味が心地良い醤油味と塩味のしっかり効いたスープです。背脂も適度に浮いていますが、浮いた背脂より多くの溶け出した油が浮いているように感じます。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、玉ねぎ、岩のりなどです。いずれも特製程ではありませんがきちんとした量があります。岩のりと玉ねぎでコッテリ感を和らげています。
好みとは違うけど食べ易くバランスの良い麺、背脂のこってり感も以前のような溶け出した油も多過ぎることもなく良い感じの背脂が楽しめるスープ、量・質とも充実のトッピングなど、バランスの良さを楽しめる滋魂の中華そばでした。
燕三条系中華そばでも伝統的な中華そばもいくつかのお店で提供されていますが、潤の関係は背脂の主張が強めの中華そばが多いように感じます。今回はそれほど気にすることなく食べられました。潤の中華そばを最初に食べた時には580円で、滋魂の中華そばをオープン後に680円で食べ、あれから14年半になりますが950円、味覚も変わってくる訳です。